自律神経失調症の原因を探さないことで落ち着いた例

病院で自律神経失調症と診断された20代女性。
不安感、やる気がない、倦怠感、夜中起きてしまうという症状がありました。処方された薬を続けていましたがあまり変化がないので一度整体を受けてみようと来院されました。

症状には波があることを認識するかしないかで大きく違う

自律神経失調症の症状は波があります。調子いい日と悪い日、波の大きさも大波が来る日とさざ波の日。何をしたからとか関係なく波があります。

悪い日が来るとつい犯人探しをしてしまいます。この方も調子が悪いと「昨日外出したから・・・」「昨日食事を抜いたから…」と悶々と考えていたそうです。でも外出しても、食事をろくすっぽ食べなくても調子のいい日だってあるのです。

ここで、今日は調子の悪い日なんだと受け入れることが出来ると心が少し軽くなります。天気と一緒で、晴れの日もあれば雨の日もあります。「今日は調子の悪い日か。まあそんな日もあるさ」と割り切ってみるのがよいです。割り切れないなら声に出してください「今日は調子の悪い日!しょうがないしょうがない!」心の中で思ってるだけより声に出した方が気持ちも切り替えやすいです。

常に意識する生活がさらに引き寄せる

この方、常に自分の症状を意識していたようです。
食事をしているときは「これ食べたら症状が酷くなるか?」
お風呂に入ってる時は「ゆっくり温めて副交感神経を優位にしないとダメだ」
寝るときは「朝まで眠るために枕を変えた方がよいのか・・・」といった具合です。

意識しすぎて引き寄せてしまうことはよくあることです。例えば、腰痛の方で「これやったらよくないんじゃないか」「痛くなったらどうしよう」と常に考えていると本当に痛くなったりするのです。症状のことを忘れるほどの熱中できる趣味などに没頭してもらうと好転することがあります。

体の変化で気持ちも変化する

この方は施術を受けるたびに夜の寝付きもよくなり、体も軽く感じられるようになってきました。問診中の座り姿勢も格段に良くなりました。そこで何か趣味や新しくやってみたいことがないか聞いたところ「ボルダリングをやってみたい」とのこと。初め来院された時には新しいことを何か始めるなんて考えもできない状態だったのでかなり進歩しました。

ボルダリングで体を動かすこともできたので睡眠の質もぐっと上がり夜中目が覚めることは無くなりました。不安感もなくなり本人も「もう大丈夫な気がする」と笑顔が出ました。この頃には病院の処方の薬は飲んでおられません。

◆まとめ◆

調子の悪い日が来ると、どうしても「なぜ?何がいけなかった?」と思いがちですが、自律神経失調症の症状には波があります。だから悪い日が来たからと落ち込まなくてもいいのです。原因探しをしなくてもいいのです。また、症状を意識しすぎてかえって引き寄せることがあります。何か症状を忘れて没頭できることを探してみてください。気持ちだけを切替えるのは難しいですが、施術で体を変えると意外と気持ちがついてくるのです。

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