脳が作る痛みの対処法

「前にかがんだら激痛が走った」「右を見ると首が痛くて痛くて…」など一度痛い思いをすると記憶に残ります。そして痛みが出た動作をしようとすると「痛いはず」「痛いに決まっている」と思ってしまい、その動作をすると本当に痛みを感じます。体は治っているのに痛みがあるという状況になることがあります。これは脳にインプットされた情報からくるものです。

体は改善しているが痛みを感じる

こんな症例があります。腕を上げると肩が痛むと来院された患者さん。治療も数回を終え、肩の可動域も広がってきたのでそろそろ痛みも軽減しているとみられます。でも手を添えて「さあ動かしてみましょう」と動かすと「痛っ!」と顔をしかめられます。

腕を上げると言って上げると痛い

実は治療中、治療とは関係のないお話で盛り上がっていました。話の途中で声をかけずに勝手に腕を上げた時は痛みが出ません。

黙って上げると腕は上がる

そうなんです。「これから動かすぞ」と意識したときは痛く感じる。無意識に動かしているときは痛く感じない。といったことが起こります。この場合機能的には回復していると考えられます。これは脳に「ある動き=痛む」とインプットされた情報が「痛い」と判断しているのです。そして本当に「痛い」と感じるのです。

新しい情報を入れる

では、脳が無意識に考えるならどうしようもないんじゃないかと思われるかもしれませんがそんなことはありません。「ある動き=痛む」 とインプットされた情報を書き替えててやればよいのです。

上の症例の意場合ですと、治療中の患者さんに「上げますよ」と言わず手を上げ、手を上げたところで鏡でその姿を確認してもらいます。「手が上がっても痛くない自分」を客観的に確認してもらいます。

痛くないことに気付く

他にも「上げても痛くないんだ」と認識出来るよういろいろアプローチします。繰り返すうちに脳の情報が書き替わってきます。そうなると改善スピードがぐんと早くなります。

頭の中の情報を書き変える

「なかなか痛みが無くならない」そんな時は脳が古い情報にとらわれていないか、体と合わせてみていく必要があります。

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